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お子様の指しゃぶりについて

2008.01.27

あるお母様でお子様の指しゃぶりについてのご質問がありましたので、同じような悩みの方もおられるかと思い、今回は当医院の矯正歯科担当の石田先生にコメントをいただきました。
「指しゃぶり」について。
指をしゃぶる癖はほとんどの乳児にみられます。通常3歳から5歳くらいまでに自然に消えるものなのですが、この癖が長期にわたって持続すると不正咬合を引き起こす原因となることが多いです。
親指をしゃぶることが多いので、「母子吸引癖」とも言われます。
指をしゃぶっていると、口の中が持続的に陰圧になって、ほっぺたが内側に引っ張られます。すると、歯列の幅が狭くなる傾向になるだけでなく、正常な歯の並ぶ骨(歯槽骨)の幅の成長を抑えてしまい、出っ歯やでこぼこの原因となります。また、指を噛むような癖も同時にあるため、上下の歯の間に隙間ができてきて、前歯がかみ合わない、いわゆる「開咬」も併発することが多いです。
これらは、口や顎の成長期に続けていると、さまざまな不正咬合の原因となりますが、適切な時期に癖を取り除くことだけで、成長期の開咬などは治ってくることもあります。「永久歯の前歯が生えてきたのに、うちの子はなかなか隙間が閉じてこないな、上下の前歯がなかなか噛みあわないな」。と感じられた時は、一度ご相談ください。現状の説明と、その時期に適したアドバイスをご提供できるかと思います。
とコメントをいただきました。お役に立てたでしょうか?
歯並びやかみ合わせなど、少しでも気になるようならご相談にいらしてください。