優しく楽しく歯を治し、再発を防ぎましょう!
「子どもの歯(乳歯)は、どうせ永久歯に生え変わるから、虫歯になっても大丈夫」と思っていませんか?乳歯のときの虫歯は、永久歯に生え変わるときに悪影響を及ぼす可能性が大です。
虫歯になったために早い時期に抜くことになったり、逆に永久歯がなかなか生えて来なくての不正咬合の原因にもなります。
幼児の頃から歯が健康であること、正しい咬み合わせができているかどうかが、成長期の身体の発育に大きく影響してきます。小児歯科では、発育期のお子さんの歯を大切に見守ってまいります。
虫歯の治療と予防
乳歯が萌え揃ってきたら健康に保つこと、それが永久歯への生えかわりをスムーズにするための第一歩です。その基本は正しいブラッシングです。しかし虫歯になってしまったら、気をつけなければいけないのがその進行の速さです。特に4~5歳ぐらいまでは十分に気をつけなくてはいけません。
虫歯予防を行なううえで、3つのポイントは下記に書いたものです。この3つが重なり合うと、虫歯が発生するリスクが非常に高くなります。
お子さんの歯質の状態~強いか弱いか
お口の中のミュータンス菌の量~染め出し法でチェック
毎日の“おやつ”の摂取量~含まれる糖分の量
お口の中のミュータンス菌の量~染め出し法でチェック
毎日の“おやつ”の摂取量~含まれる糖分の量
虫歯の予防法はどんなのがあるの?
◆フッ素塗布
フッ素を歯に塗りこむことで、歯の表面にフッ素イオンを活用させ歯質を強化します。継続して実施することで、エナメル質表層のフッ素量を増加させ、歯質を強化します。フッ素は虫歯を予防するだけでなく、虫歯になりかかった部分を自然になおす働きもあります。◆シーラント
乳歯の表面(咬み合わせ部分)は、永久歯よりも溝が広いので、ここにレジンという樹脂を詰めることで、発生する虫歯を防ぎます。◆ブラッシング
お子さんが、上手に歯の汚れを落とせるようになるのは小学生になってから。それまでは、ご両親が仕上げ磨きを手伝ってあげてください。朝・晩の2回は丁寧に磨いてあげましょう。